KIZUNAツアーの感想

9月17日(土)ぴあアリーナMMのKIZUNAツアー現地参加によって、二年応援してきたJO1にようやく会えた。

今は現地と福岡公演の配信の思い出、そして出たばかりの新曲「SuperCali」で頭がいっぱい。

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JO1大好きの感情が溢れんばかりだし、来るべき嵐に備えて今のうちにアウトプットしておきたい。

言いたいことが5億個くらいある気がするので、とりあえずライブの感想に近い形で書いておきたいと思う。

 

ROAD TO 現地ライブ

2017年~2018年頃、私は自分が少し上手く生きられている気がしていた。

2019年になって綻びが生じて、2020年を迎える頃にそこを去ることで次に進もうとしていた。そして言うまでも無くコロナ禍に突入し、途方に暮れた。

「OH-EH-OH」コンセプトで沼落ちした姉による布教で、2020年夏頃にJO1のことを知り次第に好きになる。

「THE STAR」アルバムの頃にはJO1めっちゃ好きになっていた。その時は「GO」「SAFETY ZONE」「MONSTAR」あたりのお洒落楽曲に完全にやられてた。

MAMAという大きな舞台に、日本から一生懸命輝いて世界に光を届けようとする11人を見て、そしてそれに応えるようなファンダムの雰囲気に胸がいっぱいになった。

もうこの辺から自分の中でJAM人格が大部分を占めており、ほとんどJO1の存在で成立する毎日を送ることとなる。

 

2021年はJO1の大きな飛躍を感じられたと同時に結構つらいこともあったなと正直なところ思った。どうしても他の勢力の存在は不安になるし、もどかしさもたくさんあったし。

碧海がいなかったことは本当に苦しかったけど、それでも初の有観客ライブの機会がこの年に持てたことはよかったなと思う。この時はまだ状況に不安がありライブは配信で見届けた。

2022年初っ端から主演ドラマに映画、碧海の復帰と止まることを知らないJO1の活躍は、2021年までのブランクを取り戻すには十分だったように思う。まさに「つらい日々乗り越え走ろうその未来へ」だった。

彼らの今を体現した2ndアルバム「KIZUNA」のリリース生配信の日、JO1メンバーにもサプライズでアリーナツアーの発表があった。

これまではJAMの知らないところでそういった発表を先に受けていたであろうJO1の反応が忘れられない。こんなに心待ちにしていたんだなという言葉にならない感情が感じられる発表だった。

JAMのみんなの前でそういった発表ができるということはある程度の約束が果たせる見込みがあるからという話で、当たり前ではないからこそあの発表には意味があったんだと今回想をしながら改めて思った。

そして前回同様、全員JAM兼自粛人間による家族会議が行われ、今回はさすがに行きたいよね!!!!で押し切り、その後の紆余曲折を乗り越え現地へ向かう事となった。

様々なハードルがある中でもチケットが取れなければ行けないわけなので、別口とはいえ全員分の同公演チケットを当てられた運の良さと何かのパワーには感謝しきれない。

 

ここまでコラボカフェにも駅広告を見ることも控えて生活してきた我々。もはや何時間かかけて移動する外出というもの自体が2020年3月以来くらいの話で、体力やお出かけ用の洋服など基本的な部分からまあまあな不安を抱えながらライブに臨むのであった。

 

現地の空気感レポ

なんとか横浜に着き、久々にソフトクリーム食べて満足した後会場入り。もうグッズ買う体力は無いと思ったので早い段階で諦めたよね(でもキラキラメイクビジュめっちゃ良かったよね)

家族と同公演だったけど、私だけ別口になったので案の定席も離れ離れに。

 

二階席だったけど個人的に良い席だったなと思う。

みんなのペンライトの光が連動し始めて、STAYとかウィオラの時の謎の動きの一体感を見ながら、ネット上で見ていたあったかくて健気なJAMの印象と現実がそう変わらないということに驚いた。

ライブ内容については、なんというか夢みたいで脳の処理が一生追いつかなかったな……

見たことのないJO1と彼らのパフォーマンスがあって、歌唱と顔の美しさが作品として世に出たもの(音源とか公式の綺麗な写真)と本当に変わらない、むしろそれ以上だったので現実として認識するのめちゃくちゃ難しい…

多少息が荒くなるとか汗かくとかはあるけど、公演最後まで美しさが全く損なわれずにキープしてるのが一番脳が追いつかなかった。これがALL HOURS効果なのか??

そもそも写真とかは加工もできるしと思っていたのだけど、少なくともモニターに映ってたリアルタイムのJO1はいつもネットで見ているのと全然遜色なかったよ。そうなんだ?よくわからん。

 

MCタイムに入った時、今まさにこの場であのJO1のめちゃくちゃ優しくておもしろ可愛い空気が作られている…!となり異常なまでに興奮した。本当に我々の赤ちゃん男神たちは120%くらいにあのホヤホヤの優しさで存在してたよ…もうそれが一番の感動だったかもしれん、パフォーマンスもカッコよかったけど。許してくれ、おれは人間として君らが好きなんだ。

 

後日配信でも同じセトリだったので反芻してたけど、今回VCRも良かったし大満足の内容だった。あんなにいろんな曲やってたのに結局グラマスで一番アツくなってたな。なんかあの辺でJO1格好良すぎて号泣してたもん。本当にサプライズのスパカリもヤバかったし…あの「無限の可能性を叶える言葉」の導入が大好き過ぎた。

 

最後のMCを受けての感想

みんなの最後の方のコメント、現地で純喜が「JAM〜!いるやん〜!!」みたいな感じに言ってて、メンバーはなにそれ?みたいな反応してたけど純喜はJAMはわかるもんな?になってたのめちゃくちゃ、めちゃくちゃ良かったな。初めてのライブは無観客で「JAMどこだー!!」だったもんな…

純喜がちゃんとJAMが何思ってるかわかってるよって伝えてくれてる感じが良かった。

 

現地の時ももちろん良かったけど、配信の時の碧海のコメント良かったな。本当に毎回碧海のコメントから見える思慮深さが大好き。

その後の蓮くんにも続いていく話だったけど、彼らがあれだけ素晴らしいアイドルでありながら一般人と近い視点で人生のつらさを語ってくれ一緒に乗り越えようと言ってくれること、本当に有り難いことだなと思う。つらさを語るというのも単に弱音を吐いているとかそういうことではなく、ファンに誠実であるためにそうしているという感じがとても良い。

メンバーの多くが一般人からオーディションに臨んでいたり、その一般人期間でのアルバイト経験がまだ記憶に新しかったり、デビューしてからも道のりが険しかったりしたことが今の彼らの感覚に繋がっていることをとても感じる。

これまでの自分の中でのアイドル像との違いという意味では、インタビューや歌詞で「命」や「生死」を感じさせてくる場面も多い気がする。

人生のつらさや命について話すJO1を見ていると、彼らがアイドルである以前に人間であることを思うと同時に、それだけ人生やファンに真剣に向き合い考えていることを強烈に意識する。

現地ライブ終わってすぐの自分の感想、思い返せば「JO1って人生だし生きることなんだよな」みたいな謎のまとまってない言葉だったけどなんとなく言いたいことそれと一緒な気がする。

その感じがありながら、小学生みたいにはしゃいだり、彼らの映画のタイトル通り「未完成」な魅力も持ち合わせているのは、さながら純粋な子どもを見るような気持ちにもなる。

だからみんなJO1を我が子のように見守ってしまうのではないだろうか。

この彼らへの眼差しというのもただお子様扱いしているわけではないし、むしろ彼らのことは本当に尊敬している。真っ直ぐに生きることの難しさを知っているからこそ尊敬する。

彼らの中の上手くいかなさ、「未完成」さの部分への眼差しは我が子を見守るようでもあり、自分自身を愛することのように感じることがある。次元は違えど上手くいかない割合の多い自分に少し優しくなれて生きていく力に繋がっているように思う。

 

景瑚くんのMCもめちゃくちゃ良かったな。

考えてなかったって言ってたけど、あれだけ考えがまとまってるの本当すごいよ。普段からとてもたくさん考えてるんだなって思った。

私自身、以前のブログでもGO TO THE TOPの捉え方を考えたりしていたのだけど、彼らの大切な合言葉ではあるけど単純に売り上げが一番とかそういうことではないよなぁという気がしていたので彼の解釈は本当に良いなと思った。

 

トップというものを何とするかも自由に設定できると思うし、そもそもトップに立つというゴールだけに意識や比重がいっているのではなくて、その過程が大切なんだと。彼の言葉を受けて自分はそういうふうに感じた。そしてその過程にはいつでもJAMが、11人が一緒に居てほしいとそういう想いも受け取った。きっと彼自身、世界を目指したらその先はどうするの?と考えていた人間だったのでこの言葉についてよく考えていたんだろうな。JO1はこの先も未完成で無限大で、いつもそこには11人とJAMがいる。それがGO TO THE TOPということなんだろうな。

 

締め

初めての現場~福岡配信KIZUNAツアー、JO1という存在自体が途轍もなくLIVE、生(なま、せい)だなとすごく感じる機会だった。

書きたいことが多すぎるし、ちゃんと文章書いててまあまあ時間かかっている間にも様々な供給と自分自身の溢れ出る気持ちで溺れかけている…

またすぐに書きたい、そしてもう少し小出しにしたい。

気づけばカムバ週になり、全く関係ないところで自分自身の精神状態が不安定になりすっかり秋?冬?だなあという感じになってきているけども、そんな中でも楽しみなJO1のこれからと優しいメンバーの言葉を励みに明日も明後日も頑張って生きていけたらと思う。